私が10代で歯列矯正をしなかった理由
私がぴちぴちできらきら(嘘)の中学生だった頃、妹が歯列矯正することになって、その時、母親に
「あんたもやる?その出っ歯ついでに直してやろーか?」
と、ありがたいお言葉を賜ったのですが、丁重にお断り申し上げたその理由は。
1、出っ歯が気になってなかったし、なんならちょっと出てるくらいがかわいいと思っていた。
2、周りに矯正してる子がほとんどいなかった。
覚えてる限り、小中学生時代で矯正してた同級生は1人だけ。
お歯黒みたいのを付けててかわいそうだと思ってたし、もしかしたら、からかったりしたかもしれない(覚えてないやw)
てわけで、当時のきらきらの(まだ言う)私の矯正に対するイメージは完全にこれ↓
当然、まだこのドラマが始まる前だったけど、昭和生まれの私にとって、矯正と言えばこのイメージだった。
黒光りする銀色のハリガネを歯に張り巡らせて、口を開けて笑うメンタリティーはちょっとないし、思春期ど真ん中の女子にはキツすぎだと思った。
そして矯正を始めた妹は、痛い痛いと嘆いてるし、まだ生えてもいない親知らずをほじくり出して抜かれたり、寝る時にへんなヘルメットみたいのをかぶらされたりと、散々な様子で、しかもブラケットオフまで6年くらいかかってて、もうお気の毒としか言いようがない有様。
そんな妹を横目に、私は本当に矯正なんかやらなくてよかったと、心の底から思っていた。
だって私の出っ歯はかわいいと思ってたしw
21歳くらいで急に右の出っ歯がさらに出てくるまでは。
矯正中は痛いものだし(私は今のところさほど痛みに悩まされてないけど)、矯正に抜歯はつきものだし(私は親知らずのみならず、上下4番を全部抜く羽目になったけど)、ヘッドギア(って言うんだね、ヘルメットかと思ってたよw)もつきもの(私はやらなくていいみたいだけど)。
21歳くらいの頃から、歯列矯正が頭をよぎるようになったけど、上記の諸々を理解して承諾できるところまで精神的に成長できたのが去年だったのよね。
審美的なこととか経済的なことを思えば、きらきr(もういい)のあの時に親にやってもらう方が、ブラックトライアングルもできなかったかもしれないし、虫歯も今より少なかったかもしれないし、30超えて派遣社員の身で100万もかけなくてもよかったかもしれない。
しかし、繰り返すけど、私にとってのベストタイミングは去年だったんだからしょうがない。
親に言われていやいややるより、自発的に自腹切ってやるほうが絶対に楽しいし嬉しいから、今ここで、このタイミングで、よかったなと思っています。
さらに、あの時やってたら、絶対にリテーナーを真面目にやらなかった、絶対に。10代の頃の私のずぼらさといい加減さは今の比じゃないww
でも、今なら、リテーナーの大切さが分かるので、絶対リテーナーをサボらない。と、すでに心に決めている。
なんなら死ぬまでリテーナーをはめてる覚悟。
てわけで、“歯列矯正?大人になってからでもいいじゃない。”と言いたかっただけなのにえらく長い投稿になってしまった。
最後までお読み頂いたみなさま、ありがとうございました。
素直なティーンエイジャーなら、若いうちにやっといたほうがいいよ、間違いなく。